島根県のお米は西日本の他県と違う!

他県とは違った美味しさについて解説

島根県は中国地方の日本海側、山陰地方にある県です。北東部に宍道湖があり、縁結びの神様・出雲大社や、2007年に世界遺産に登録された石見銀山がよく知られています。さらに県の北東部の日本海には、後鳥羽上皇と後醍醐天皇が島流しとなった、隠岐諸島があります。 島根県は観光名所も歴史遺跡も多い県です。また、お米の生産も盛んにおこなわれています。今回は、島根県のお米について他県産のお米との違いなどを詳しくご紹介します。

1. 島根県は山陰地方にある

島根県のお米について解説していく前に、まずは島根県の地域の区別方法について解説していきましょう。

1-1. 島根県は出雲・石見・隠岐の3地域に分けられる

島根県は歴史や地理的特性から、東部の出雲大社がある出雲地域・西部の石見(いわみ)地域・日本海の島々からなる隠岐地域の、3つの地域に区別されます。
島根県の約90%は山地や丘陵地が占めていて、平地は多くありません。日本海と中国山地に挟まれ、東西に長い県です。県の東端と西端の距離は約230kmあります。

2. 島根県のお米の特徴

島根県は人口が多いとはいえず、就農人口も多くありません。それでも稲作が盛んに行われ、2021年は作付面積が16,800ha、収穫量が87,500tと全国30位の実績です。そんな、島根県のお米について詳しく解説します。

2-1. 寒暖差が激しい中山間地のお米はおいしい

島根県の県土の約70%を中山間地が占めています。中国山地から宍道湖・日本海へと流れ込む、延長153 kmの斐伊川(ひいかわ)上流域の標高300m~500mの山間部や、島根県西部の標高がある地域で稲作が盛んです。
中山間地は昼夜の寒暖差があり、その寒暖差がお米の旨味を引き出します。山間部で稲作の盛んな点が他県の米作りと少し違っています。

3. 県が米作りに力をいれている

島根県は米作りの将来を見据えて、持続可能な米作りへの構造転換対策事業など、県をあげて、おいしいお米作りに取り組んでいます。そのような稲作環境で育ったおいしい人気銘柄を、以下で銘柄ごとに詳しく紹介します。

3-1. きぬむすめ

「きぬむすめ」は島根県生まれのお米で、ツヤと白さが特徴です。コシヒカリに劣らぬ食味との評判があり、現在主力になっているコシヒカリに次ぐ優良品種として、市場ニーズも高まっています。県も力を入れています。
おしゃれなネーミングですが、1988年に登録されたキヌヒカリの次を担う品種になることを願って、「キヌヒカリの娘」として「きぬむすめ」と名づけられました。
きぬむすめは、島根県をはじめとして近畿や中国地域など、7府県で奨励品種に採用され、作付けが拡大中の人気銘柄です。島根を代表する良食味米(りょうしょくみまい)の一種です。

3-2. コシヒカリ

現在、日本のお米の代表銘柄といえる「コシヒカリ」は、島根県でも主力銘柄として県全域で広く栽培されています。
島根の気候は日本海側気候地域に属し、コシヒカリの一大産地・魚沼に似た気候条件です。島根の代表的な品種であるとともに、良食味品種として、全国的に高い評価を得ています。

3-3. つや姫

つや姫は山形県で開発された「コシヒカリを超える米」を目指しているお米です。粒ぞろいの良さと、良食味が自慢です。島根県においても、2012年から県の奨励品種に採用され、本格的な生産・販売がスタートしています。
つや姫の名前どおり、炊き上がりのツヤと白さが際立ち、口の中にお米の甘さが広がります。島根県産つや姫は、日本穀物検定協会主催のおいしいお米を選ぶ「食味ランキング」で、2014年・2015年と2年連続で最高評価の「特A」に選ばれました。

3-4. ハナエチゼン

ハナエチゼンは名前のとおり、福井県の農業試験場で開発され、1993年に品種登録されています。福井県の奨励品種です。華(花)を、越(コシヒカリ)より前に咲かせる意味合いで、「華越前」と名づけられました。コシヒカリよりも稲が倒れにくく、収穫する時期も一足早いことが特徴です。
コシヒカリの粘り・甘み・旨味を引き継ぎつつ、あっさり・さっぱりとしています。少し硬めのハナエチゼンは、白くて粒ぞろいで光沢があり、カレーライス・酢飯・チャーハン・丼物に適しているお米です。

4. 島根県のお米と他県のお米との大きな違いは?「仁多米」がおすすめ!

島根県では前述のようにいろいろな銘柄のお米が販売されていますが、島根県を代表するお米「仁多米」は、島根県産のお米のなかでもとくにおすすめの銘柄だといえるでしょう。
島根県のお米と他県のお米にはさまざまな違いがありますが、やはり最大の違いは寒暖差の大きさなどの厳しい気候によって育まれた「強く美しいお米」だということです。米粒内でのデンプン蓄積量が多くなっている島根県のお米は、他県よりも噛むごとに甘みが広がりやすい点が大きな特徴です。とくに「仁多米」は、そのような特徴をしっかりと持っている島根県を代表するお米となっています。島根県産のお米でどれを買おうか迷った方は、まずは「仁多米」を試してみてください。

5. まとめ

島根県の気候は日本海側気候地域に属し、雨や雪が多く、「強く美しいお米」を育む土地柄となっています。また県の約70%を中山間地が占めていて、寒暖差があるので、いっそうおいしいお米に育ちます。島根県のお米は美味しいと全国でも評判です。 「有限会社原田米穀」では、島根県を代表する「仁多米」をはじめ、さまざまなお米を取り扱っています。お米の専門家「五つ星マイスター」がおり、お米に関するさまざまなお問い合わせにもお答えいたします。ぜひ、何でもご相談ください。

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