お米の冷凍の正しい方法とは?

3つのメリットについても解説

ご飯が余ってしまったとき、最適な保存方法が「冷凍保存」です。これにより品質劣化を抑え、入れてから3週間程度は解凍によりおいしく食べられるでしょう。 今回はお米の冷凍をすべきか悩む方のため、冷凍保存のメリットを解説します。記事の後半では正しい方法も紹介するので、この記事をきっかけに始めてみましょう。

1. お米の冷凍保存のメリット3つ

お米の冷凍保存には、3つのメリットがあります。炊いた直後に入れれば、3週間程度はおいしさを保てるでしょう。またさまざまなレシピや節約にもつながります。冷凍保存の利点を、以下でまとめました。

1-1. 炊いた直後から3週間程度はおいしく食べられる

炊いた直後のお米を冷凍保存すれば、3週間程度はおいしく食べられます。冷凍時は上部をふんわりと包むように心がけてください。この状態で3週間程度までの保存なら、電子レンジによる解凍でおいしく食べられます。
このときは、自然解凍をしてはいけません。米のなかのデンプンは、加熱を受けないと固いままです。食感もパサパサになります。お米の冷凍保存は3週間程度までとして、解凍時は電子レンジを使いましょう。

1-2. さまざまなレシピに使える

お米を冷凍すれば、後日さまざまなレシピに使えます。日常生活でレシピに迷うときや、忙しいときもあるでしょう。そのときは冷凍ご飯のアレンジが役に立ちます。
たとえばピラフやチャーハン、リゾットなどがおすすめです。冷凍庫からご飯をすぐに取り出せ、短時間での調理もできます。急いでいるときの食事として選択肢です。
これからの簡単レシピを見据えながら、お米の冷凍保存を考えてみましょう。

1-3. 節約も可能

お米の冷凍保存は、節約にもつながります。光熱費のカットや、時短が可能です。効率的に料理が作れて、コストも抑えられるので、冷凍保存はお得になります。
たとえばご飯の保存時は炊飯器の保温機能ではなく、冷凍庫への保存が得とされます。炊飯器からすぐにご飯を取り出し、別の場所に入れましょう。炊飯器のスイッチはオフにできて、電気代の節約になります。また冷凍ご飯をすぐに調達できれば、炊き時間なしで料理を作れるでしょう。
このようにして冷凍ご飯は、光熱費や時間の節約に役立ちます。

2. お米の冷凍保存の正しい方法は?

お米の冷凍保存には、コツがあります。まずは炊きたてを早めにラップで包んでください。ただし熱いままではなく、ある程度時間をおいてから冷凍庫に入れましょう。このときは急速冷凍機能を使って、お米のおいしさを守ってください。冷凍保存の正しい方法を、以下にまとめました。

2-1. 早めにラップで包もう

お米を炊いたあとは、早めにラップで包んでください。ラップで蒸気を閉じ込め、炊き立ての状態を守るためです。こちらを心がければ、ご飯の旨味をキープできます。
早めにご飯をラップで包めば、温めなおしたときの仕上がりがよくなります。電子レンジから取り出したご飯が、ふっくらとするからです。見た目だけじゃなく味にも満足できるでしょう。
このときは1食分ずつを、やさしく包んでください。やさしく包めばベタッとした食感にならず、小さく分ければ冷やしやすいからです。冷凍ご飯をおいしく食べるなら、炊き立てを早めにラップで包みましょう。

2-2. 熱いまま冷凍庫に入れてはいけない

ご飯は熱いまま冷凍庫に入れてはいけません。冷凍庫に霜ができ、故障の原因になるからです。電化製品を大切に使うには、余計なダメージを与えないようにしましょう。
一方で熱いものを冷凍庫に入れると、ほかの食材への影響もあります。熱いご飯のせいで、周りの食材や庫内の温度が上がり、劣化させてしまうのです。手で触れるぐらいの温かさになってから、ご飯を冷凍庫に入れましょう。
冷凍庫に食材を入れるときは、熱すぎるものを入れないように注意です。庫内やほかの食材への影響を最小限にとどめてください。

2-3. 急速冷凍機能を使おう

ご飯を冷凍庫に入れるなら、急速冷凍がおすすめです。自宅の冷蔵庫にその機能があれば使ってください。ご飯の水分を蒸発させないためです。旨味を守るためには、この水分がカギになります。水分をたくさん守るには、急速冷凍が助かるでしょう。
急速冷凍前は、ご飯のセッティングも大切です。なるべく平たい状態でラップに包みましょう。金属トレーに入れたままの保存なら、より冷たくできます。金属は熱伝導率が高く、冷たさの影響も受けやすいからです。
このようなテクニックを使えば、ご飯のおいしさを閉じ込めながら冷凍保存できます。

3. まとめ

時間が経ってもお米をおいしく食べるなら、冷凍保存を使いましょう。炊いてからすぐに入れれば、3週間はおいしく食べられます。また状況によっては電気代や時間の節約にもなるでしょう。 炊いたお米は、早めにラップで包み、手で触れられる程度の温かさになってから冷凍保存してください。これにより庫内を守りつつ、ご飯のおいしさをキープできます。スムーズな日常生活のためにも、冷凍保存を実践してみましょう。 「有限会社原田米穀」は、島根県産の「仁多米」を中心に、さまざまなお米を取扱中です。きれいな水や、水はけに優れた土壌によって育てられており、冷凍保存後でもおいしくいただけます。おいしいお米をお求めの方は、ぜひ当サイトまでご用命ください。