お米の保存について

お米の保管場所

保管のポイント

お米は保管場所に馴染んでしまいますので注意が必要です。

ポイントは4点
  1. 「乾燥が進むので、西日の射しこみなど直射日光を避ける」
  2. 「冷蔵庫など熱を放出する機器に米びつなどを隣接しない」  
  3. 「カビの発生や、異臭に気をつけるため湿気を避ける」
  4. 「保管場所の換気をよくし、風通しをよくする」 

夏季は冷蔵庫の野菜室

夏季は、保管場所のポイント4点以外に冷蔵庫での保管が特におススメです。
理由は、

  • 夏が暑すぎる。
  • 住宅事情が昔とは違い機密性が良すぎる。

保管場所ポイントで述べたような場所を確保することが難しい場合もあると思います。購入数量を20日前後で消費できるように少なめるなどの工夫も必要です。

「米びつ」などのお手入れ方法

「米びつ」で保管している場合

清潔と防虫のために、掃除はなるべく2ヶ月に1回程度はしましょう。
特に梅雨に入る前、日中の最高気温が25度を超えるようになったら特に念入りに清掃をしてください。

  1. 一度、米びつ内のお米を全部出します。
  2. 米びつ内側についている細かなヌカを軽く絞った濡れ布巾で、隅々までよく拭取ります。
  3. カラ布巾で乾くまでよく拭取ります。
  4. 計量ボタンを押しながら、お米の取出し口を使い古しの歯ブラシなどで付着したヌカをよく落とします。
  5. 米びつが単独の場合、できれば一日天日に干して下さい。家具一体型の米びつでしたら4までは行ってください。
  6. 米びつ内がよく乾いたことを確認してください。また、天日干しをした場合、米びつ内の温度が下がった事を確認してからお米を入れてください。

もしも虫が・・・でたら

米びつのお手入れをされていても虫が出てしまった場合の対処

面倒ですが、米びつを部品一つ一つ全部バラして掃除します。

経験上の話です

虫は動きますので細かなところに入り込んでしまいます。通常のお手入れ方法だけでは対処できない場合が多いです。虫のついたお米は虫を除去して別に保管、もしくは再精米する程度の対処方法しかございません。また、「米びつ」はお手入れしやすい様に家具一体式の米びつは避け、単独のものをご購入されることをお勧めします。

米びつ専用の防虫剤について

米びつ用の防虫剤は予防が前提で殺虫効果はありません。虫が湧いてしまった場合は、一旦米びつの清掃を行ってから使用した方が賢明です。また、防虫剤のみに頼っても全ての虫を排除することはできませんのでご注意ください。

関連した話です

防虫のために「唐辛子」や「にんにく」を入れられる方をお見受けします。自然素材で効果も期待できますが、小まめに入れ替えてください。最低でも1か月に1回程度です。長く放置しているとお米の虫とは違う虫が湧くことがあります。